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コラム

和文化コラム 水野れい子 7月

 

こんにちは。皆さまお元気ですか? 水野れい子です。

 

今年は様々な状況もあり、春を飛ばして夏になってしまったような気がいたします。

実際に30度近い夏日もあったりします。

四季のある、ゆったりと寒くも暑くもない「ちょうどいい塩梅」の日本も、いよいよ寒い暑いの二極化に近づいてしまっているのでしょうか…

 

「水無月」と書いて「みなづき」

子どものころ、どうして梅雨の時期なのに「みずなしつき」なんだろう?って、お思いになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もそうでした。

その時に祖母から、「旧暦」というもの、今よりひと月ちょっと早いのだということを教わりました。そして昔は月の満ち欠けを元にして、太陽の動きも考えて作られた暦であると。

今のように何でも簡単にわかる時代ではなかったがゆえに、自然と共存し、神を信仰することから人の叡智へと昇華されていったのでしょう。

さて、「水無月」

この「無」が曲者です。この「無」は名詞と名詞をつなぐ助詞で「の」の意味を持ちます。

ゆえに「水の月」ということです。

5月の末に、天皇陛下が「お田植え」と呼ばれる毎年恒例の行事で田植えをなさいましたが、まさに田植えをするときは、田んぼに水をはるので「水張り月」、「田んぼに水を引く月」といったことから「みなづき」になったという説もあります。

何といっても田植えは大仕事!その田植えをみんなで協力して終えたことから「皆尽月」。

なんともやさしい気持ちになる月名です。

 

コロナ禍の折、なにやら心がギスギスして言葉がきつくなってしまったり、わが身を投げ出して頑張ってくださっている医療従事者の方やそのご家族への心無い差別など、不安から生み出されてしまっているのでしょうが、このような時にこそ、より皆で協力し合い、いたわりの心を大切にしたいものです。

みんなで協力し合って乗り越えていく「皆尽月」になりますように…

 

それではまた。ごきげんよう。